こんばんは。浦住です。
6年ほど前からiDeCoを細々とやっています。
最近は、金融系のインフルエンサーがこぞって紹介もするし、国も後押ししていることもあって一定の知名度があるとおもいます。
個人型確定拠出年金(iDeCo)とは?
iDeCoがなんなのかというと、以下の引用を載せておきます。私が使っているSBIベネフィットシステムズのホームページからの引用になります。
https://go.sbisec.co.jp/prd/ideco/about_top.html
- ・自分で拠出した掛金を自分自身で運用し、将来に備える私的年金制度のことです。掛金を原則65歳まで積み立てすることができます。また、受取は原則60歳以降に可能です。
- ・節税しながら資産形成ができ、月額5,000円からはじめられるので、投資経験がない方にも始めていただきやすい制度です。
iDeCoを始めたきっかけ
私がiDeCoを始めたのは、2018年頃だったと思います。ちょうど学費を払い終わって、一人暮らしを始めたのが2017年くらい。
一人暮らしも慣れてきて、日経新聞読んでいて前々から興味があったのでいろいろ調べて始めたように思う。
調べていくと、会社の退職金と別で行うことができることや、払い込んだ分の掛け金が所得控除されるなど税優遇がメリットになるだろうと考えた。
これから何十年と働くので、何十年にわたって掛金部分が所得控除されるなら多少運用で失敗してもメリットの方がでかいだろうと踏んだのも大きかった。
また、会社の退職金制度は中小零細企業だったこともあってあんまりもらえないことはなんとなく想像がついた。
銀行に勤めていたころのように会社の資産とは別で管理されている感じではなかったので、最悪勤めている会社が倒産とかしたらもらえないので自分で備えた方がいいんだろうなと漠然と考えていた。
そして、iDeCoを始めようとしたそのころは、知名度も全然なくて会社の総務に聞いたら、なんですかそれ?みたいな反応だった。
そこで諦めずに、会社の総務のおばちゃんに説明して始めた。
2023年6月時点での資産状況
iDeCoを始めて6年くらい経過した資産状況はこんな感じです。iDeCoを管理している会社のマイページからそのままとってきました。
コロナ以前から始めているので、コロナショックをもろに通過していますが損益は367,000円とプラスになっています。
この損益はあくまで含み損益なのでこれが65歳まで続けて取り崩す時にどうなるのかが重要なので一喜一憂する必要はないのですが、
個別株でボコボコに損しまくっている身としては、見ていてほっとしていますwww
iDeCoは、税優遇受けていたり、コストが安い投信がラインナップに多いこともあって、体感では運用成績はよくなりがちな気がします。
年間の掛け金が、276,000円(23,000円×12)なので、年間の掛け金よりも、含み益がでているのでそこそこいい経過なのではと個人的には思っています。
これはこの調子で粛々と継続していこうと思います。
6年間の資産残高の推移
ホームページを見ていくと、これまでの拠出金と資産残高の推移をみることができました。
こうやってみると右肩上がりで増えていって、運よくマイナスがないですね。拠出金の額は何回か変更しています。
自分の生活費に余裕が出てきたり、昇進したタイミングなどで増やした記憶があります。株式投資は浮き沈みが激しいですが、iDeCoはなんか右肩上がりで推移してくれていたのでちょっとずつ増やしたんだと思います。
毎年やっていること(資産配分の見直し)
iDeCoの取引明細が年に一度、やってくるわけですがそのタイミングで必ずやっていることがあります。
それは資産配分の見直しです。
なぜこれをやるのかというと、このiDeCoをやり始めて2年目くらいに気づいたのですが、途中で運用を止めちゃってる投信が少なからずあります。
いやいや、やめるなよwと突っ込みたくなりますが、実際に運用を止めている投信に掛け金を振り分けていたということが頻繁にあったのでこのタイミングでそういうものがないかどうかを確認します。
そういうものがあったら別の資産に移し替えます。放っておくと、一切運用されずにそのままになるんだったかな?
なんせiDeCoで運用している意味がないので、他の資産に投資をし直します。
資産配分の決め方
iDeCoでどの資産にいくら掛けるかについてどういう風に考えてやっているかを紹介します。
これはあくまで私の方法なのでこれが良いというわけではありません。かなり適当にやっているのであくまで参考に(いや、参考にはならないと思いますw)
資産状況の割合を見てもらうと
国内株式24%
国内その他資産18%
海外株式48%
海外不動産13%
となっています。海外比率が合計で半分を超えていますね。これには理由があって、iDeCoの他で普通の資産運用で日本株式に投資をしています。
そこで個別銘柄の日本株を持っているのでiDeCoでは海外資産の割合を増やしています。昔はもっと海外資産の割合の方が多かったのですが去年の見直しの時に運用を止めてしまっているものを日本株に振り分けたので比率が上がっています。
この辺はやっている最中なのですが、体感としてはあんまり広げすぎない方がいいように思います。株式をベースにして、金とか不動産に振り分けているという意識でやっています。
私は自分が持っているほかの資産を含めて考えてバランスをとればいいんじゃないかと思っています。例えば積み立てNISAとかで海外資産の割合が多いんだったらiDeCoは日本資産多めで配分するとか
まぁ、私もやり始めたことはあほほど分散して保有銘柄も10種類以上とかにしていたのを運用停止の投信なんかを見てきたりしていろいろ試行錯誤しながら今に至っています。
ただ、これもあくまで途中経過でこの先配分の見直しで変更する可能性は十分にあり得ます。絶対こうしたらいいみたいな唯一の正解はないと思うので勉強だと思っていろいろ試行錯誤していけばいいんじゃないでしょうか。
iDeCo6年弱やってきた所感
6年弱iDeCoを続けていて思うこととしては、少額でもいいので無理のない範囲で少しずつ始めるのが良いと思いました。
iDeCoには注意点があって、原則65歳まで取り崩すことができないこと。例外はあるけど基本は途中で辞めることができないものなので安易にやった方がいいというのは誤解を招くかもしれない。
でも所得控除のメリットなんかを活かすことができるのと、長期運用による投資の果実を着実に得ることができそうなので個人的にはお勧めしたい。
少ない金額から初めて積み立てながら勉強するくらいの気持ちでやれば20年後とかにやっててよかったぁとか思うんじゃないだろうか?
6年弱しかやっていない私でも、1年分くらいの掛け金が含み益として増えているのだから(たまたま投資成績が良い期間という可能性もあるけど・・・)
今後もこの調子で続けていこうと思っています。
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